普段何気なく食べている豆腐。温めても冷やしてもおいしい食材ですね。
値段も高くないの気軽に食べられます。
しかも、手軽に食べられる上に栄養がたっぷり含まれた優れた食品でもあるんです!
今回は豆腐の栄養効果について解説していきます。
豆腐は栄養と効果に優れた健康食品
元々栄養素がバランスよく入っている「大豆」が豆腐の材料なのですが、豆腐に加工することでより体に栄養素が吸収しやすくなります。
そんな豆腐の体に与える効果は
・血圧やコレステロールを抑制
・脂肪や代謝を助ける
・記憶力アップやボケ防止
・成人病予防
・女性ホルモン効果や骨粗鬆症を防ぐ
・糖尿病の治療や予防
・腸内の善玉菌やビフィズス菌を増やす
・骨や葉の強化
・美肌効果
このように、健康に良いとされる成分や効果がタップリ。
非常に優れた栄養食品なんです。
世界でも注目されている豆腐パワー
近年では日本だけでなく、海外からもその効果が注目されています。
世界では健康食や美容食、また日本人が長寿である理由の1つと分類されています。
おかずの一品に加えることもでき、食べ方も非常に幅広いため使い勝手もいいんですよ。
「おから」にも注目
また豆腐を作るときに生まれる「おから」にも同じ効果があります。
おからには豆腐の栄養と食物繊維を取れるので、お腹の調子も改善してくれる働きがあります。
ここからはそんな豆腐の栄養やカロリーなどの詳しい内容を見ていきましょう!
豆腐の栄養成分を他の食品と比べてみよう!
まず、同じ豆腐でも「絹(きぬ豆腐)と「木綿(木綿とうふ)」でも栄養成分がかなり違っています。
絹のとうふは木綿より豆乳を使っています。よってビタミンB1やマグネシウムが多くなっています。
木綿のとうふは水溶性ビタミンの分が減ってしまいますが、たんぱく質やカルシウム、鉄分がより多く含まれています。
豆腐と他の食品の栄養比較
絹ごし豆腐と他の食品、特にその栄養素を多く含むと言われる食材の栄養成分を比べてみましょう。
「たんぱく質」はそれぞれ100グラム中に
絹ごし豆腐では4.9グラム
豚ロースでは18.3グラム
絹ごし豆腐で約300グラムちょっとです。
「カルシウム」はそれぞれ100グラム中に
絹ごし豆腐では43ミリグラム
牛乳では110ミリグラム
絹ごし豆腐で約300グラム。
「鉄分」はそれぞれ100グラムの中に
絹ごし豆腐では0.7ミリグラム
レバーでは4ミリグラム
絹ごし豆腐で約600グラムです。
豆腐一丁は日本平均
大体350グラムですので
一丁食べると同じ位になります。
豆腐は副菜でもあり
主菜(=メインのおかず)になるだけの
栄養価を持っていると
言ってもいいでしょう。
豆腐のカロリー
豆腐のといえば、カロリーの低い食品とというイメージですが、実際のところはどうでしょうか?
豆腐のカロリーは、絹ごし豆腐100グラムで56カロリーです。肉や魚よりカロリーが低いため、1日のうちに一丁はすぐに食べちゃいますよね。でも、これ実は食べ過ぎなんです!
先ほど見たとおり、豆腐は主菜になるだけのたんぱく質や栄養を持っています。
もし豆腐や納豆の他にお肉・お魚・卵の料理を食べていると、たんぱく質のとり過ぎになってしまいまうんです!
冷奴で一丁お豆腐を食べると、ゆで卵1個よりカロリーやたんぱく質脂質が増えてしまいます。油断して沢山食べるとかえって不健康なんてこともあります。
豆腐には、食べ過ぎを減らす効果もありますので、一食をお肉代わりに置き換えて食べるやり方がおすすめです。
肉や魚、納豆も食べたい場合は主菜3品は多すぎ!マーボー豆腐が主菜扱いなのも納得ですね。せっかくの栄養も量の調整や数の調整・配分も考えないと効果がありませんよ。
今は小さい豆腐も売られているので、小パックを1日1つを目安にして上手に食べていきましょう!
まとめ
豆腐には色々な効果がありました。元が栄養バツグンの大豆というのがその理由です。
カロリーが低いのに、たくさんの種類の栄養素が入っています。
また、のどごしや食感が非常にいい為たくさん食べられます。
しかし、たんぱく質も多いのですが意外にも脂質が多く食べ過ぎるとかえって体に良くありません。
あくまで豆腐は主菜の1つです。適量を守っておいしく健康効果を豆腐からもらいましょう!