最近では、車両の不具合や線路の安全確認、人身事故による影響などにより、電車が遅延したり運休になったりすることがよくあります。
急な豪雨や大雪など自然災害で運休や遅延もここ数年でかなり増えてきています。
台風により悪天候など、事前に判明している場合には鉄道会社の公式サイトなどで運行状況や遅延の情報を案内している場合もあります。
JR(ジェイアール)の列車運行情報を発信している公式サイトは、地域別に下記のサイトをチェックすると良いでしょう。
JR各線の運行状況を知りたい!
■JR東日本|運行情報・運休情報
http://traininfo.jreast.co.jp/train_info/service.aspx
管内の在来線・新幹線に30分以上の遅れが発生(見込まれる)場合に表示されます。そのほか運休情報、過去30日分の遅延証明書の印刷にも利用できます。
■JR西日本|列車運行情報
https://trafficinfo.westjr.co.jp/list.html
複数列車に15分以上の遅れ(京阪神の朝ラッシュ時、山陽新幹線及び北陸新幹線は10分以上)が発生した場合に表示されます。 履歴一覧をクリックすると、各路線1週間の運行情報履歴が見られます。
■JR東海|運行状況
http://sp.traininfo.jr-central.co.jp/
東海道新幹とJR東海の在来線で30分以上の遅れが発生(見込まれる)場合に、列車の運行情報を表示しています。
■JR北海道|列車運行情報
http://mobile.jrhokkaido.co.jp/webunkou/
札幌近郊など在来線で運休・遅延列車の情報を表示しています。
■JR四国|列車運行情報
http://www.jr-shikoku.co.jp/info/
JR四国管内で事故や災害などにより30分以上の遅れ・運休が発生(見込まれる)の場合に、列車の運行情報を表示します。
■JR九州|運行情報
https://www.jrkyushu.co.jp/trains/unkou.php
遅延・ダイヤの乱れ・運転見合わせなど現状の運行状況をチェックできます。更新タイミングやその他の事由により、実際の運行状況と異なる場合があるのでご注意ください。
リアルタイムの運行・遅延情報はSNSでチェック!
電車を利用中にリアルタイムの交通状況を知りたい場合にはTwitterなどのSNSの呟きが役立つことが多くあります。
Twitterなどでは実際に電車に乗っている人が状況を呟いていたり、駅の案内放送を拡散してくれたりすることがあるからです。
鉄道会社によっては、公式アカウントで電車のリアルタイムの運行を知らせている場合もあります。
また、駅では司令や事故現場の発信情報を元におよその運転再開時刻を教えてくれることもあるので、より正確な運行状況を知ることができます。
状況によっては、他の路線や交通手段の代行輸送を案内してくれることもあります。
移動中で急いでいるときには、列車の駅係員に尋ねてみましょう。
列車の運休・遅延の流れ
基本的に鉄道は運転中に異常が発生すると、当該列車から異常を知らせる信号が発信され、その後周りの列車にも運行停止の司令が発信されます。
こういった運行停止の情報が鉄道会社の公式サイトの運行状況に反映されるまで、若干のタイムラグが発生するため、リアルタイムでは反映されていないケースがあります。
そうした場合には、上記で説明したようにSNSやJRの公式サイトでリアルタイムの情報を入手するのが得策です。